コラム

少ない自己資金でも始めやすく、不動産投資の初心者からも高い人気を集めている「ワンルームマンション投資」。
そんなワンルームマンション投資ですが、実際のところ得なのでしょうか、あるいは損なのでしょうか。
この記事では、ワンルームマンション投資で損しないためのポイントに迫ります。

ワンルームマンション投資は得か損か

ワンルームマンション投資は得か損か。
その質問への答えは、ずばり「選ぶ物件による」です。
不動産投資において物件選びがいかに重要であるかは周知の事実ですが、とりわけ、ワンルームマンション投資においては、物件の良し悪しが収益の明暗に大きく繋がります。
それでは、どのような物件を選べば、ワンルームマンション投資で利益を上げることができるのでしょうか。

次の段落で詳しく解説していきます。

ワンルームマンション投資で損しないための秘訣

ワンルームマンション投資において選ぶべき物件のポイントは、大きく以下の4つです。

• 立地条件にこだわり抜いたワンルームマンションを選ぶ
• 利用者の利便性を考えたワンルームマンションを選ぶ
• 無理に新築に手を出さずに中古物件を選ぶ
• 複数のワンルームマンションを購入し、分散投資を行う

それぞれ順に見ていきましょう。

立地条件にこだわり抜いたワンルームマンションを選ぶ

ワンルームマンション投資においてもっとも避けたいのは「空室リスク」です。
1部屋だけを貸し出すワンルームマンション投資の場合、空室になると家賃収入がゼロになってしまうためです。
そのため、立地条件にはとことんこだわり抜く必要があります。
多くの場合、ターゲットは単身の会社員や学生がメインとなるでしょうから、

• 勤務先や学校に通いやすいアクセス環境が整っている
• 駅からさほど離れていない
• 生活に必要な設備（スーパーや病院など）が周辺に揃っている
• ターミナル駅へのアクセス環境が優れている
• 駅～物件周辺に商店街や飲食店が充実している

などの条件が整っていれば、高い賃貸需要を得ることができるでしょう。
学生や女性が多いエリアの場合、治安の良さを確認しておくことも大事です。

利用者の利便性を考えたワンルームマンションを選ぶ

• 入居者用に無料Wi-Fiが導入されている
• 十分な数の宅配ボックスが備わっている
• 屋根付きの駐輪場が完備されている
• エレベーターが複数台ある
• 浴室乾燥機がついている

など、物件自体の利便性も入念にチェックしましょう。
ワンルームマンション投資の場合、物件そのものを所有できるわけではありません。
いざ購入してから「あの設備を導入したい」と思っても、自分の一存で実行に移すことができるとは限りませんので注意が必要です。

無理に新築に手を出さずに中古物件を選ぶ

新築マンションはたしかに人気ではありますが、そのぶん家賃相場も高くなるため、借り手にとってはハードルが高いのも事実。
その結果、多少古くとも立地がよく、きちんと整備もされている低家賃の中古物件に落ち着くことが多いのです。
新築物件は購入費用も大幅に嵩みますので、無理に新築にこだわらず、立地や利便性に優れた中古物件を選ぶようにしましょう。

複数のワンルームマンションを購入し、分散投資を行う

少し余力のある人には「分散投資」もおすすめです。
分散投資をしておけば、仮にひとつのワンルームが空室になったとしても、家賃収入が完全にゼロになることはありません。
もうひとつ（あるいは複数）のワンルームマンションで家賃収入を得ている間に、落ち着いて空室対策を行えばいいのです。
物件を構えるエリアを分けておけば、万が一災害や事故が起こったときの被災リスク対策にもなりますよ。

まとめ

物件の選び方によって、得をするか損をするかが大きく分かれるワンルームマンション投資。
改めて、押さえておくべき物件の選び方をおさらいしておきましょう。

• 立地条件にこだわり抜いたワンルームマンションを選ぶ
• 利用者の利便性を考えたワンルームマンションを選ぶ
• 無理に新築に手を出さずに中古物件を選ぶ
• 複数のワンルームマンションを購入し、分散投資を行う

この記事が、ワンルームマンション投資の成功に役立ちましたら幸いです。