コラム
不動産投資の営業を受けたらどう対応すべき?自衛のための知識を学ぼう
ある日突然、不動産投資を勧める営業電話がかかってきた!
そんな時、あなたはどう対応しますか?
不動産投資に限らず、営業電話にネガティブな印象を持っている方は多いことでしょう。
残念なことに、詐欺まがいの営業や悪徳業者が一定数いることも事実です。
しかし、すべての営業が”悪”というわけでは決してありません。
この記事では、不動産投資の営業への適切な対応方法をご紹介しています。
悪徳業者を見抜くポイントについても解説していますので、この記事を読めば、必要以上に不動産投資の営業を恐れることはなくなりますよ。
不動産投資の営業を受けたときの対応方法
まずは、不動産投資の営業を受けたときの対応方法をご紹介します。
押さえておくべきポイントは2つです。
- 信頼できる会社・人物かどうかを確かめる
- 不動産投資について正しい知識を身につけておく
前者は、不動産投資の営業を受けたタイミングで対応すべきもの。
後者は、不動産投資の営業を受ける前に身につけておくべきものです。
順に詳しくご紹介します。
信頼できる会社・人物かどうかを確かめる
不動産投資の営業を受けた際にまずやるべきことは、営業してきた会社、および人物が信頼に足るかどうかを見極めることです。
このときの判断材料となるポイントは後述しますので、ぜひ「こんな不動産投資の営業には注意!」の段落をご覧ください。
不動産投資について正しい知識を身につけておく
「おいしい話には裏がある」とはよく聞く言葉ですが、その「裏」に気付くためには、正しい知識が必要不可欠です。
不動産投資においても同様です。
不動産投資のメリットばかりを謳う営業の「裏」に気付くためには、不動産投資のリスクも含めた正しい知識が求められます。
表面だけのおいしい話に惑わされないために、書籍やセミナーを通じ、不動産投資の正しい知識を身につけておきましょう。
せっかくの知識に偏りが出てしまわないよう、情報源はひとつに絞らず、多方面から情報を収集することが大事です。
こんな不動産投資の営業には注意!
もし、こんな不動産投資の営業を受けたら要注意。
悪徳業者や、詐欺まがいの営業をしている会社かもしれません。
- 会社の正式名称を名乗ろうとしない
- 執拗に電話をかけてきて、なかなか切らせてもらえない
- 不動産投資のリスクを説明しない
- 「必ず」「絶対」などの誇大表現を使う
- むやみやたらと契約を急かそうとする
- 直接のアポイントを強要してくる
それぞれ簡潔に説明していきます。
会社の正式名称を名乗ろうとしない
不動産投資の営業において「信頼」が重要であることは、営業側も理解しているはず。
にも関わらず、会社の正式名称を名乗ろうとせず、略称だけを伝えたり濁そうとしたりするのは、「何かしら後ろめたいことがある」と宣言しているのと同様です。
執拗に電話をかけてきて、なかなか切らせてもらえない
こちらもまた、信頼を損ねる行動のひとつ。
「絶対に逃すまい」という焦りが見えるということは、焦るだけの理由=焦らないと売れない理由があるということです。
不動産投資のリスクを説明しない
不動産投資にはリスクがつきもの。
にも関わらず、メリットばかり強調してくる営業には注意が必要です。
きちんと不動産投資のリスクを伝えたうえで、その対策を説明してくれる。
そんな不動産会社であれば、信頼することができるでしょう。
「必ず」「絶対」などの誇大表現を使う
誇大表現を使って不動産投資の魅力ばかりを力説する営業がいたら要注意。
不動産投資に「必ず」も「絶対」もないためです。
その誇大表現は、あなたを逃すまいという営業の心理を表しているのかもしれません。
むやみやたらと契約を急かそうとする
「今すぐ契約しないと損ですよ」
「他の方も検討しているので…」
などの文句で契約を急かしてくる営業にも注意が必要です。
不動産投資は、あなたの資産形成に大きな影響を与えるものです。
決してその場の勢いで即決していいものではありません。
直接のアポイントを強要してくる
直接会って説明したい、という姿勢は真摯に感じられるかもしれませんが、これを強要してくるようであれば不審に思うべきです。
「不動産投資について丁寧に説明するため」ではなく、「断りづらい環境を作り出すため」である可能性が考えられるためです。
直接のアポイントを提示してくる=悪徳業者というわけでは決してありませんが、執拗に強要してくる場合には注意しましょう。
これらの条件に当てはまらない不動産会社であれば、具体的な話を聞いてみても損はないかもしれません。
信頼できる不動産会社と出会い、納得のいく不動産投資に繋げてくださいね。