コラム

「魅力的な投資不動産を見つけたけど、初期費用はどの程度かかるんだろう？」

そんな疑問にお答えすべく、この記事では、投資不動産購入時の初期費用について解説しています。

費用全体の相場から具体的な内容まで詳しく解説していますので、初期費用の目安や内訳が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

投資不動産購入にかかる初期費用

一般的に、投資不動産を購入するにあたっては【物件価格の15%程度】が初期費用として必要になると言われています。

うち10%は不動産投資ローンの頭金、残りの5%はその他の費用となります。

つまり、2,000万円の投資不動産を購入したい場合には、

の【合計300万円程度】が初期費用として必要になるわけです。

ただし、融資額は個人・物件それぞれの属性の良し悪しによって大きく変動するものです。

場合によっては、初期費用が15%よりも低くなったり高くなったりすることもあるでしょう。

決して「物件価格の15%程度を準備しておけば大丈夫」とは考えず、余裕をもって運用に臨めるよう、十分な自己資金を蓄えておくことが大切です。

続いて、初期費用の具体的な内容と金額相場を見ていきましょう。

投資不動産を購入する際、初期費用として生じる主立ったものは以下のとおりです。

大抵の場合、投資不動産はローンを利用して購入します。

その際に必要となるのが「頭金」です。

不動産投資ローンの融資額は、個人の属性や物件の属性などを鑑みて決定されます。

個人・物件の属性とは、

のことを指します。

一般的に、「不動産投資ローンの頭金は物件価格の10%程度」と言われていますが、属性が良ければ融資額を多く引っ張ることができ、頭金を少なく抑えることができます。

頭金は初期費用全体の60%以上を占めていますので、融資額を多く引っ張ることができれば、投資不動産購入の初期費用を大幅に抑えることができるでしょう。

銀行から融資を受けるにあたってはさまざまな処理が必要となるため、事務手数料が発生します。

金額は銀行や融資額によって変動しますが、融資額の1〜3%程度を見込んでおくといいでしょう。

不動産投資ローンは、融資額が高額になることがほとんど。

そのため、万が一貸倒れが生じてしまうと銀行は大損を被ってしまいます。